top of page
感情と本
語らい
お知らせ
たおやぎについて
お問い合わせ
More...
Use tab to navigate through the menu items.
涙は人生を洗う
執筆者:Hiroko 「私は宿命的に放浪者である。私は古里を持たない。(中略) したがって旅が古里であった」*1 これは『放浪記』の冒頭の一節だ。 第一次世界大戦後の暗い東京を様々な職を転々としながらたくましく生きる女性の自伝的小説で、浮雲に並ぶ林芙美子の代表作だ。...
Hiroko
2022年11月24日
読了時間: 3分
平凡な女の凄絶な孤独
執筆者:Naoko 鋼のようなメンタリティの女性が登場する作品の代表格でもある、林芙美子の『浮雲』。 舞台は、戦中~戦後にかけての日本人にとって、最も辛く貧しく耐えがたきを耐えなければならない時代。 主人公のゆき子は、タイピストとして、仏印、今でいうベトナムのダラットへ赴任...
Naoko
2022年11月17日
読了時間: 5分
bottom of page